BCL workshop “OUBIOPO” @ Institut Francais Tokyo
バイオラボと日本の屋台が融合した、移動可能な実用的実験室!
“Oubiopo”(潜在的生物学工房)は実用的な実験室のモデルであり、アーティスティックなアイデアモデルでもあります。
21世紀、科学としての生物学は、自然界の生物の観察と分類という観測的視点により、一般に分析的なものであると考えられてきました。
そして、DNAの二重螺旋構造が発見された時、生物学は情報科学へ移行していく事を意味しました。それは現在の遺伝子情報の解析や編集の技術へと至ります。
近年の合成生物学は、新たな生命を組立てて創るなどの生物学へのエンジニア的アプローチで、生命の起源をつきとめることを目指していると言えるでしょう。
プロジェクトOubiopoは生物学の限界を超え、潜在的な可能性を追求することを目的としています。本展では、「バイオラボ」と「日本の屋台」というスタイルとの融合を目指し移動可能な実験室が展開されます。生物学実験室を作る必要なツールと基本的な器材を持つ”屋台実験室”として、キッチンバイオ、DIYバイオとDIWO バイオの精神を結合していきます。
そして誰もが参加・共有できる場であり、生命への探求を ”楽しく” 実践できる場となりました。
Oubiopoは造語であり、そのもとになっているのはフランス語の Oulipo > Ouvroir de littérature potentielle(潜在的文学工房)という1960年に数学者のフランソワ・ル・リヨネー (François Le Lionnais)を発起人として設立された文学グループの名称です。BCLはその”Oulipo”の概念をもとにプロジェクトを Ouvroir de biologie potentielle(潜在的生物学工房 )> Oubiopo と名付け、ツールとバイオメディアへの制約と規制について考察します。
more info >
https://www.facebook.com/events/775451172535036/
2月13日(金)-3月22日(日)
会場:アンスティチュ・フランセ東京|庭園
※3月14日・15日ワークショップあり